2013年6月4日

アルミ電解コンデンサ: 高リップル電流耐量で高耐久型コンデンサ

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  • 新たなアキシャルリード設計により、リップル電流耐量が従来品(アキシャルリード型)比で50%向上
  • シングルエンド型コンデンサに比べ、60%の小型化を実現

TDK株式会社(社長:上釜健宏)は、車載エレクトロニクス向けのEPCOSブランドのアキシャルリード型アルミ電解コンデンサB41689シリーズを発表しました。

本シリーズは、リップル電流耐量と耐振性が極めて高いのが特長です。ESR値を低く抑え、内部熱抵抗をさらに小さくしたことで、コンデンサの自己発熱を大幅に抑制。これにより、従来のアキシャルリード型コンデンサに比べ、リップル耐量が50%向上しました。その結果、過酷な条件下でもコンデンサの並列実装数を減らすことができるため、コストの低減や信頼性の向上につながります。また、シングルエンド型コンデンサと同等のリップル電流耐量で比較した場合、60%の容積削減を実現します。

新型コンデンサの動作環境温度は-55 °C~+150 °C、125 °Cで、10,000時間の耐用寿命を提供します。定格電圧は25 V DC、40 V DC、63 V DCの3種で、静電容量は270 µF~4,500 µFです。

本シリーズは、ケース設計を最適化したことで、最大40Gの高耐振性を実現。ソルダリングスタータイプ(縦型実装タイプ)や接触補強板タイプ(double-sided plates:ケース両側に接触補強版があるタイプ)など、種々の実装タイプを取り揃えています。さらに、機械的強度や信頼性に優れ、自動車のエンジン管理システムや燃料噴射システム、ギアボックスコントローラ、パワーステアリングシステムのほか、ファンやワイパー、オイル/ウォーターポンプ用制御装置など、車載エレクトロニクス用に最適です。全機種RoHS対応しています。

用語集

  • ESR:等価直列抵抗(equivalent series resistance)の略。コンデンサの電気損失を低減するには、ESRを最小限に抑える必要がある。

主な用途

  • エンジン管理システム、燃料噴射システム、ギアボックスコントローラ、パワーステアリングシステムのほか、ファンやワイパー、オイル/ウォーターポンプ用の制御装置など、車載用アプリケーション

主な特長と利点

  • 高リップル電流耐量
  • 低ESR値による自己発熱の大幅な抑制
  • 大幅な小型化
  • 最大40Gの高耐振性
  • -55 °C~+150 °Cの広範な動作環境温度
  • 125 °Cで10,000時間の長耐用寿命

TDK Corporationについて


TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。
主な製品としては、各種受動部品(製品ブランドとしてはTDK、EPCOS)をはじめ、電源、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス等があります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。2013年3月期の売上は約8,500億円で、従業員総数は全世界で約80,000人です。

TDK-EPC 株式会社について


TDK-EPC株式会社(本社:東京)はTDKのグループ会社であり、TDKの電子部品部門と、ドイツのEPCOS社との統合で、2009年10月に設立された電子部品の開発・製造を担う製造会社です。主な製品としては、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等があります。

製品の詳細情報は www.epcos.co.jp/alu_axial で参照できます。

お問い合わせは marketing.communications@epcos.com までお送りください

 

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