2012年10月18日

フィルムコンデンサ: コンデンサとチョークコイルの一体型LCapの量産

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TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、EPCOS製モータ駆動用フィルムコンデンサの新製品LCapを発売しました。本製品は、ACコンデンサとチョークコイルを単一ケースに一体化したもので、これによりコスト削減が図れ、また組込み時間も半分に短縮することが可能です。リード線も従来の4本から2本に半減され、さらに、チョークコイルはコンデンサのケースにモジュール化することにより、ディスクリート部品に比べ外部からの影響を受けにくく、また長期間の使用でも高い安定性を得ることができます。製品仕様は、静電容量3 µF~50 µF、インダクタンス5 µH~100 µH 、定格電圧250 V AC ~450 V ACです。その他の値については、顧客仕様に合わせた提供も可能です。

一体型コンポーネントB32350シリーズの主な用途としては、洗濯機や回転式乾燥機に使用されるAC誘導モータ用のトライアック駆動回路があります。このトライアック駆動回路には2つのトライアックが使われており、それらが通電時に一つずつ駆動し、モータが一定の方向に回転する仕組みです。LCapは位相制御のために使用され、インダクタは2つのトライアックが誤って同時に駆動し、短絡を引き起こした場合にトライアックを保護する役割を果たします。

用語集

  • トライアック(TRIAC):交流用の三極管で、交流電流を切り替えるための半導体部品。リレーや接触器とは異なり、動作は静かでメンテナンスも不要。

主な用途

  • 誘導モータの制御回路における第二位相の生成とトライアックの保護。(例)家電製品

主な特長と利点

  • 静電容量: 3 ~50 µF
  • インダクタンス: 5 ~100 µH
  • 小型構造による省スペース化
  • 組込み時間を半減し、接続用リード線を4本から2本に減らしたことにより、コスト削減
  • 長期の高い安定性
  • メンテナンス不要
  • 顧客仕様に合わせて提供可能

TDK株式会社について


TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主な製品としては、各種受動部品(製品ブランドとしてはTDK、EPCOS)をはじめ、電源、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス等があります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。2012年3月期の売上は約8,100億円で、従業員総数は全世界で約79,000人です。

TDK-EPC株式会社について


TDK-EPC株式会社(本社:東京)はTDKのグループ会社であり、TDKの電子部品部門と、ドイツのEPCOS社との統合で、2009年10月に設立された電子部品の開発・製造を担う製造会社です。主な製品としては、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等があります。

製品の詳細情報は

www.epcos.co.jp/inquiry

で参照できます。

報道関係者のお問い合わせ

TDK株式会社 広報部

pr@jp.tdk.com

 

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