2010年1月28日

PTCサーミスタ: AEC-Q200 Rev-C認定のSMDシリーズを開発 (TDK-EPC 株式会社)

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TDK株式会社のグループ会社であるTDK-EPC(社長:上釜健宏)は、温度検知用途として、EPCOS SMD PTCサーミスタに新しいSuperior(スーペリオ)シリーズを開発しました。新製品のケースサイズには、1005、1608、2012 

(mm) の3タイプが用意されています。既存のシリーズに比べて、信頼性試験で優れた性能を実現し、最大280°Cのリフロー/フローはんだ付けが可能です。さらに、本サーミスタはAEC-Q200 Rev-Cの認定を獲得し、急速な温度変化に頻繁にさらされる自動車エレクトロニクスの厳しい使用条件を満たしています。

ケースサイズが2012のB59721Aシリーズは、検知温度70~130°Cを10°C毎にラインアップし、公称抵抗値は 680 Ωです。B59641A(1608)シリーズの検知温度は75~145°C、B59421A (1005)シリーズの検知温度は75~135°Cです(ともに10°C単位)。これらの公称抵抗値は470 Ωです。どのタイプも最大許容動作電圧は32 V DCです。なお、ULの承認は申請中です。

このような温度検知の用途は、AC/DCコンバータやDC/DCコンバータなどの電源装置、バッテリー充電器、バッテリーパック、照明バラストなどです。SMD PTCサーミスタは、危険温度を回避するためのノートブック・コンピュータのファン・コントローラに使用されます。自動車エレクトロニクス分野では、LED照明機器の温度検知などに最適です。

用語集

  • PTC:Positive temperature coefficient(正の温度係数)。一定の温度を超えると急激に抵抗値が上がるサーミスタ。温度検知として使用される他、ヒーター、水位レベル検出、過電流制限などに使用される。
  • AEC:The Automotive Electronics Council(米国車載電子部品評議会)。1992年以来、自動車に搭載する電子部品のテスト基準を策定。AEC-Q200は受動部品に適用される基準。
  • UL:Underwriters Laboratories(アンダーライターズ・ラボラトリーズ)。製品と安全性を評価し認証するために1894年に設立された米国の認証機関。

主な用途

  • 産業エレクトロニクス、家電製品、自動車エレクトロニクス、IT機器など各種装置の過熱防止。


主な特長と利点

  • 広い温度範囲特性70~145°C(10°C単位)。
  • AEC-Q200 Rev-Cに適合。
  • 280°Cまでのリフロー/フローはんだ付けに対応。

主要データ

ケースサイズ(mm) / シリーズ1005 / B59421A1608 / B59641A2012 / B59721A
反応温度* [°C]75

135

75

145

70

130

公称抵抗値 [Ω]470470680
最大出力 [mW]246

* 10°C単位

TDK-EPC 株式会社について


 TDK-EPC株式会社(本社:東京)はTDKのグループ会社であり、TDKの基幹事業である電子部品部門と、ドイツのEPCOS社との統合で設立された電子部品の開発・製造・販売を担うリーディングカンパニーです。日本を始め、アジア、欧州、米国の各地域に事業の拠点があり、製品ブランドとしてTDKおよびEPCOS双方の製品を扱います。


 主な営業品目は、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等であり、これらの幅広い製品群により、TDK-EPCは情報家電、通信機器、産業機器、車載機器等、世界のあらゆる市場ニーズにお応えします。

製品の詳細な情報は、

www.epcos.com/ptc_lts

で参照できます。

本件に関するお問い合わせは、

marketing.communications@epcos.com

にご連絡ください。

 

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