2016年9月

インダクタ

車載用高信頼性、電源回路用インダクタCLF-NI-Dシリーズのラインアップ拡大

  • -55℃~+150℃までの幅広い温度範囲に対応
  • 機械的強度を向上
  • AEC-Q200に準拠

TDK株式会社(社長:石黒 成直)は、車載向け電源回路用のパワーインダクタCLF-NI-D シリーズをサイズ別に3種類(5mm角、10mm角、12.5mm角)を新たに開発し、2016 年 10 月より量産することを発表します。

近年、ADAS等自動車の電装化が進み、電子制御ユニット(ECU)は増加傾向にあり、これらの電源回路 にパワーインダクタが使用されています。当社では、使用条件が厳しいエンジンルーム内の過酷な環境にも耐える、-55℃~+150℃までの広い温度範囲に対応可能な高効率、高信頼性のパワーインダクタを開発しております。

本シリーズは、AEC-Q200 に準拠しています。また、当社独自の材料技術により、耐熱性の高い材料を選定。継線部分には溶接工法を導入し、はんだレス構造を実現しております。さらに、 独自の構造設計により機械的強度を向上させ、エンジンコントロールモジュール(ECM)やエアバッグ、ABS、ヘッドライト等の ECU に使用可能です。また、自動一貫ラインの製造工程導入により、高信頼性高品質の製品供給を実現しております。

従来サイズの 6mm 角(L:6.3×W:6.0×H:4.8mm)7mm角(L:7.4×W:7.0×H:4.8mm)に加え、小型サイズの 5mm 角、大型サイズの10mm 角、12.5mm角を新たに加え、多様な設計用途に対応した全5種類の豊富なラインアップを提供します。 

 

主な用途

  • エンジンコントロールモジュール(ECM)、エアバッグ、ABS、ヘッドライト、ADAS(先進運転支援システム)、各種車載用電子 制御ユニット(ECU)等

主な特長と利点

  • 耐熱性に優れた材料開発により、-55℃~+150℃までの広い温度範囲で使用可能
  • 機械的強度を高めた独自構造設計により、高信頼性を実現

主な電気特性

製品シリーズ名インダクタンス[μH]
@100kHz
直流抵抗定格電流1 [A]定格電流2 [A]
CLF5030NI-D1.0 ~ 4700.019~4.400[Ω]5.0~0.243.7~0.17
CLF10060NI-D1.0 ~ 4705.4~600[mΩ]11.5~0.610.5~0.9
CLF12577NI-D1.0 ~ 4704.8~590[mΩ]22.0~1.011.5~1.1

定格電流1: インダクタンス変化率に基づく場合(公称値から30%低下)
定格電流2: 温度上昇に基づく場合(温度上昇40℃)

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